2008年01月15日

ファンダメンタルな相場付き(15)

昨日の欧州市場では、米国の大幅利下げ観測の高まりから
ドル/円を主導にクロス円は弱含む展開となり、ドル/円は
107.30円台、ユーロ/円は159.90円台、豪ドル/円は96.40円台
まで下落した。また、ポンド/円は2006年7月以来となる
210.70円台まで下落する格好となった。
NY市場では米国コンピューターサービス大手企業の強い決算
内容を受けて、株式市場が200ドル近くまで上昇したために、
円買いの動きは一服。
クロス円は全般的に反発する展開となった。
ドル/円は108.30円台、ユーロ/円は161.10円付近、豪ドル/円
は97.40円台まで回復している。

本日の東京市場は小動き推移が見込まれる。国内経済指標の
発表が予定されていないため、株式市場の動向に左右される展開
となりそう。海外市場で株式が堅調な推移となっており、
アジア市場でも流れを引き継ぎ、堅調な値動きを予想する向きが
多いため、クロス円も底堅い値動きが予想される。

欧州市場では、フランス消費者物価指数、ノルウェー貿易収支、
英国消費者物価指数・小売物価指数、ドイツZEW景況感調査の
発表が予定されている。
中でも英国消費者物価指数には注目したい。先日のBOE政策金利
発表では据え置きが決定されたものの依然利下げ観測は根強いため、
予想を下回る結果となれば、昨日1年半振りの安値を付けている
だけに、ポンド売りを誘う展開となりそうだ。

NY市場では米国生産者物価指数、小売売上高、NY連銀製造業景気
指数、企業在庫の発表が予定されている。先週のバーナンキFRB議長
の議会証言を受けて、米国の大幅利下げを予想する声が大きく
なっているだけに、米国のインフレ状況を把握するうえで、
生産者物価指数や小売売上高には注目が集まっている。
また、米経済の動向を推し量る上ではNY連銀製造業景気指数が
重要指標となるため併せて注視したい。
また、本日は米大手金融機関シティ・グループの決算発表が
予定されている。最大で240億ドルの評価損を計上すると見られて
いるようだ。サブプライムローン問題による金融機関の業績への
影響が注目されているため、予想から乖離する結果となれば、
為替・株式市場を含め相場に動意を与える可能性が高く、
発表後の動きには警戒したい。



kamimurakazuhiro at 10:25│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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