■だいまんの今日のウラ読み戦略■

2015年04月01日(水)07:30

【今日の一言】
 新年度入り。動きが緩慢となる可能性があることは留意して対応したい。

【昨晩の海外】
昨晩の海外市場は、期末を睨んだ一時のドル買いも巻き戻しの動きで終了した。米経済指標としては、米3月シカゴ購買部協会景気指数が、市場予想を大きく下回るも、米3月消費者信頼感指数が、高水準を維持したことで、影響は限定された。
ドル円は120.15まで反発後119.78まで一時値を下げたが、120円台を回復、ユーロドルは、1.0713の安値から1.0777まで反発後も売りに押され、ポンドドルは、英10-12月期GDP・確報値が上方修正されたことで、1.4756から1.4871まで反発、ユーロポンドが0.7228まで値を下げた。
クロス円では、ユーロ円が129.15から128.60まで安値を更新、ポンド円が177.19から178.31まで値を戻し、オージー円が91.11から91.74、NZD円が89.53から89.99、カナダ円が93.74から94.78、スイス円が123.06から123.78.38まで一時値を回復した。


【本日の材料】
08:50 (日) 日銀短観 [大企業製造業業況判断] (前回12 予想14)
08:50 (日) 日銀短観 [大企業製造業先行き] (前回9 予想16)
08:50 (日) 日銀短観 [大企業非製造業業況判断] (前回16 予想17)
08:50 (日) 日銀短観 [大企業非製造業先行き] (前回15 予想18)
08:50 (日) 日銀短観 [設備投資計画:前年比] (前回+8.9% 予想+0.5%)
09:30 (豪) 2月住宅建設許可件数 [前月比] (前回+7.9% 予想-4.0%)
10:00 (中) 3月製造業PMI (前回49.9 予想49.7)
10:00 (中) 3月非製造業PMI (前回53.9)
10:45 (中) 3月HSBC製造業PMI・確報 (前回49.2 予想49.4)
16:30 (スイス) 3月製造業PMI (前回47.3 予想47.2)
16:45 (伊) 3月製造業PMI (前回51.9)
16:50 (仏) 3月製造業PMI・確報値 (前回48.2)
16:55 (独) 3月製造業PMI・確報値 (前回52.4 予想52.4)
17:00 (ユーロ圏) 3月製造業PMI・確報値 (前回51.9 予想51.9)
17:30 (英) 3月PMI製造業 (前回54.1 予想54.2)
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 (前回+9.5%)
22:00 (米) ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(シンポジュウム討論会参加)
22:45 (米) 3月マークイット製造業PMI・確報値 (前回55.3 予想55.1)
21:15 (米) 3月ADP全国雇用者数 (前回+21.2万人 予想+23.0万人)
23:00 (米) 3月ISM製造業景況指数 (前回52.9 予想52.5)
23:00 (米) 2月建設支出 (前回-1.1% 予想-0.1%)
23:30 (米) 週間原油在庫 (前回+817.0万バレル)
23:30 (米) ロックハート・アトランタ連銀総裁(経済シンポジュウム討論会参加)
「マネーローンダリングに関するシンポジュウム」(カンザス連銀)


【注目ポイント&今日のウラ読み】
1)日銀短観
2)豪2月住宅建設許可件数
3)中3月製造業・非製造業PMIとHSBC製造業PMI・確報
4)ユーロ圏各国の3月製造業PMI
5)米3月ADP全国雇用者数 (前回+21.2万人 予想+23.0万人)
 引き続き良好なレベルが維持されるとドルを支える見通し。ただ、数字のブレもあることでサプライズは弱い内容。ただ、これでドル円が押し目をみせるなら買い狙い。

6)米3月ISM製造業景況指数
7)週間原油在庫
 引き続き在庫の増加が原油価格を圧迫する可能性となるが、ただ、こちらも大きなリスク・オフの流れとはなっていない。カナダドルは、この数字を見てから対応するのが安全。


 ※内容詳細、ストラテジーはメルマガ(だいまん氏)を購読ください。
  http://www.gladv.co.jp/members/fx_dai/index.html