■だいまんの今日のウラ読み戦略■

2014年10月22日(水)08:00

【今日の一言】
 動きが出るかは不透明だが、ドル円は押し目買い場探しから。

【昨晩の海外】
 昨晩の海外市場は、ドルの買い戻しが優勢となった。予想より強い中古住宅販売件数への反応は鈍かった。
 ユーロドルは、「欧州中央銀行はカバードボンド以外の社債の購入を検討している」との関係筋の話が報道されたこと、ショイブレ独財務相が「低いユーロレートは経済を支援」と発言したことで、1.2714まで下落。ポンドドルも1.6178から1.6110へ値を下げた。ドル円は、ロンドン市場でのリスク回避の動きから106.92まで反発も、クロス円の売りに押され、再度106.59まで値を下げたが、その後は薄商いのNY午後にNYダウが、200ドル超えの上昇となったことで、107.03まで値を回復した。
 一方クロス円は、NY株の上昇にも、欧州通貨の売りが圧迫した。ユーロ円が135.69、ポンド円が171.99、スイス円が112.45まで下落、オージー円が94.19から93.65、NZD円が85.43から84.90まで値を落としたが、カナダ円は、カナダ中銀の政策金利の発表を前に、買い戻しが強まり95.36まで値を上げた。


【本日の材料】
シンガポール市場休場(ディーパバリ)
08:50 (日) 9月通関ベース貿易収支 (前回-9485億円(-9497億円) 予想-7730億円)
09:30 (豪) 第3四半期消費者物価 [前期比] (前回+0.5% 予想+0.4%)
09:30 (豪) 第3四半期消費者物価 [前年比] (前回+3.0% 予想+2.3%)
17:00 (南ア) 9月消費者物価指数 [前年比] (前回+6.4% 予想+6.1%)
17:30 (英) BOE議事録公表(10月8-9日開催分)
20:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 (前回+5.6%)
21:30 (米) 9月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.2% 予想0.0%)
21:30 (米) 9月消費者物価指数 [コア:前月比] (前回0.0% 予想+0.2%)
21:30 (米) 9月消費者物価指数 [前年比] (前回+1.7% 予想+1.6%)
21:30 (米) 9月消費者物価指数 [コア:前年比] (前回+1.7% 予想+1.8%)
21:30 (加) 8月小売売上高 [前月比] (前回-0.1%)
21:30 (加) 8月小売売上高 [除自動車] (前回-0.6%)
22:30 (英) ベイリーBOE副総裁・英財政委員会出席
23:00 (加) 加中銀政策金利発表
23:30 (米) 週間原油在庫 (前回+892.3万バレル)
06:00 (豪) スティーブンスRBA総裁講演
06:45 (NZ) 第3四半期消費者物価 [前期比] (前回+0.3% 予想+0.5%)
06:45 (NZ) 第3四半期消費者物価 [前年比] (前回+1.6% 予想+1.2%)
中国共産党第18期中央委員会第4回全体会議(北京)
アジア太平洋経済協力会議・財務相会合(北京)
第3四半期米企業決算:アボット・ラボラトリーズ、ボーイング、ダウ・ケミカル、ノーザン・トラスト、AT&T、U・S・バンコープ、ゼロックス


【注目ポイント&今日のウラ読み】
1)日9月通関ベース貿易収支
 若干改善の見通しも、ドラスティクな内容とならない限り影響は限定される見通し。

2)豪第3四半期消費者物価
 強弱感次第で、一定の動きとなるが、一応中銀が目標とする2−3%の範囲に留まれば影響は少ない見通し。

3)英BOE議事録公表
4)米9月消費者物価指数
5)加8月小売売上高
6)英ベイリーBOE副総裁・英財政委員会出席
7)加中銀政策金利発表
8)スティーブンスRBA総裁講演
9)NZ第3四半期消費者物価

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