★戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、103円台半ば前後から押し目買いと共に、104円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。そして、ユーロドルは、1.31台半ば割れから押し目買いと共に、1.32台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、輸出入企業共に株安と地政学的リスクを背景に、上値の重い展開と判断しており、輸出企業は引き続き104円台半ば前後からナンピン売り姿勢で待機している模様。一方、輸入企業は103円半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、直近のレンジ幅で対応しているが、現状ではレンジ幅を1.3100〜1.3300まで拡大しながら、1.31台半ば割れから押し目買いと共に、1.32台半ば前後からナンピン売りで待機している模様。

●クロス円は、ドル円103円台半ば前後ではロング、104円台半ば前後を目安に、ユーロ円は136円前後から押し目買いを勧めると共に、137円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。そして、豪ドル円は96円台半ば割れから押し目買いと共に、97円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

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●市場ストップロス・オーダー状況
通貨       売り      買い
ドル円      102.70     104.85
ユーロ円     135.65    137.90
ユーロドル    1.3080    1.3310
豪ドル円     95.85     98.10

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情報提供:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC
       情報教育チーム 鈴木郁雄
       http://www.asset-consul.net
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