予想レンジ
ドル円 103.50〜104.80
ユーロ円 136.50〜137.80
ユーロドル 1.3130〜1.3300
豪ドル円 96.00〜97.30
****************************
ドル円105円、そして、ユーロドル1.3200が視野に入りつつあるものの、一連のドルの買戻しは一服しており、当面、ドル円104円とユーロドル1.32前後の攻防が予想されるが、米株市場ではS&P500は過去最高値を更新する中、NYダウ平均株価は75ドル高と17,000ドル台を維持しており、ドルの底堅さに繋がっている。ただ、米10年債利回りは再び1.24割れへと米金利差拡大の優位性は希薄になっており、過度なドル高期待は自重局面に差しかかっており、ドル円は104円台半ば前後が重石になっている。
一方、先週のイエレンFRB議長での講演では、ハト派でもタカ派的でもなく、相対的に早期の利上げ観測はやや後退気味であるとは言え、金融政策の正常化に向けて、利上げ時期を探る状況には変わりがない。反面、ドラギECB総裁は政策スタンスを今以上に調整する用意があるとしており、追加緩和策への期待感が増している。それ故に、米欧政策の2極化がドルの買戻しとユーロの戻り売りを優先しやすい地合いになっているが、ただ、ユーロは1.32割れへと年初来安値を更新しており、また、ユーロショートの積み上がりも懸念される段階であり、ある程度の反発局面は考慮する必要があるだろう。
他方、本日は独8月IFO景況指数や米7月新築住宅販売件数などが発表されるが、相場を大きく動意づけるかは懐疑的であり、市場全般はポジション調整主体の展開が予想される。その中、プーチン・ロシア大統領とポロシェンコ・ウクライナ大統領の首脳会談が予定されているが、プーチン大統領はウクライナ軍と親ロシア派武装集団の戦闘停止に全力を尽くすと述べており、ある程度の進展が期待される反面、首脳会談が決裂する可能性もあり、リスク回避の円買いにも注視して臨むことが一考であろう。
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情報提供:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC
情報教育チーム 鈴木郁雄
http://www.asset-consul.net
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ユーロ円 136.50〜137.80
ユーロドル 1.3130〜1.3300
豪ドル円 96.00〜97.30
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ドル円105円、そして、ユーロドル1.3200が視野に入りつつあるものの、一連のドルの買戻しは一服しており、当面、ドル円104円とユーロドル1.32前後の攻防が予想されるが、米株市場ではS&P500は過去最高値を更新する中、NYダウ平均株価は75ドル高と17,000ドル台を維持しており、ドルの底堅さに繋がっている。ただ、米10年債利回りは再び1.24割れへと米金利差拡大の優位性は希薄になっており、過度なドル高期待は自重局面に差しかかっており、ドル円は104円台半ば前後が重石になっている。
一方、先週のイエレンFRB議長での講演では、ハト派でもタカ派的でもなく、相対的に早期の利上げ観測はやや後退気味であるとは言え、金融政策の正常化に向けて、利上げ時期を探る状況には変わりがない。反面、ドラギECB総裁は政策スタンスを今以上に調整する用意があるとしており、追加緩和策への期待感が増している。それ故に、米欧政策の2極化がドルの買戻しとユーロの戻り売りを優先しやすい地合いになっているが、ただ、ユーロは1.32割れへと年初来安値を更新しており、また、ユーロショートの積み上がりも懸念される段階であり、ある程度の反発局面は考慮する必要があるだろう。
他方、本日は独8月IFO景況指数や米7月新築住宅販売件数などが発表されるが、相場を大きく動意づけるかは懐疑的であり、市場全般はポジション調整主体の展開が予想される。その中、プーチン・ロシア大統領とポロシェンコ・ウクライナ大統領の首脳会談が予定されているが、プーチン大統領はウクライナ軍と親ロシア派武装集団の戦闘停止に全力を尽くすと述べており、ある程度の進展が期待される反面、首脳会談が決裂する可能性もあり、リスク回避の円買いにも注視して臨むことが一考であろう。
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