■だいまんの今日のウラ読み戦略■

2014年08月25日(月)08:00

【今日の一言】
 週初早朝のこういったギャップの動きは、騙されるケースもあるので注意。ただ、ドルの堅調は続きそうで、逆張りしても、しっかりと利食いながら対応したい。

【昨晩の海外】
 金曜日の海外市場は、イエレンFRB議長が「2つの責務の達成は早期の利上げにつながる可能性」があると述べたことで、一時ドル買いが強まったが、従来のハト派なコメントを繰り返している部分は多く、市場の見方は分かれた。 ユーロドルは、1.3297から1.3220まで下落、ポンドドルが1.6596から1.6562まで値を下げ、ドル円は103.50から104.20まで一時上昇した。
 クロス円は、一時の下落からドル円の上昇に値を回復。ユーロ円が137.32から138.00、ポンド円が171.71から172.63、オージー円が96.46から96.87、NZD円が86.78から87.52、カナダ円が94.49から95.07、スイス円が113.53から113.97まで一時上昇した。


【本日の材料】
ロンドン市場休場(サマーバンクホリデー)
17:00 (独) 8月ifo景況指数 (前回108.0 予想107.0)
17:00 (独) 8月ifo景気期待指数 (前回103.4 予想102.3)
17:00 (独) 8月ifo現況指数 (前回112.9 予想112.1)
17:30 (香港) 7月貿易収支 (前回-431億HKD 予想-404億HKD)
21:30 (米) 7月シカゴ連銀全米活動指数 (前回+0.12 予想+0.20)
22:45 (米) 8月マークイット総合PMI・速報値 (前回60.6)
22:45 (米) 8月マークイットサービス業PMI・速報値 (前回60.8 予想59.1)
23:00 (米) 7月新築住宅販売件数 (前回40.6万件 予想42.6万件)
23:30 (米) 8月ダラス連銀製造業活動指数 (前回+12.7 予想+13.0)


【注目ポイント&今日のウラ読み】
1)ロンドン市場休場
 早朝から投機的な動きが強まっているが、本日はロンドン勢が休みで、これを追従する向きは出づらい。相場を追いかけるのは疑問で、逆張りから入ってみる形を想定したい。

2)独8月ifo景況指数
 弱い数字が引き続きリスクとなるが、レベル感的には追いかけづらく、逆にこの数字でユーロドルが買い戻されたら売り場を探すのが安全。

3)米経済指標
 堅調な数字が続くと見られるが、既にそういった面は織り込みで、一時的な悪い数字がリスク。また、引き続き株価矢米金利を睨んでの対応となる。


【高島暦&アストロ】
「重要日にして転機を作る日」

 先週末来変化日が続くも、ドル買いが継続。更に早朝からドルがギャップ・アップして上昇しているが、上値追いは不透明。クライマックス的な動きにも見えて、高島暦の「転機」が本当に訪れるのか注目したい。ただ、流れはドル買いなので、あくまで逆らう動きとなることで慎重な対応が望まれるが、ここは辛抱時期だと思う。