予想レンジ
ドル円    101.30〜102.50
ユーロ円   139.00〜140.50
ユーロドル  1.3650〜1.3780
豪ドル円   94.50〜96.00

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NY株式相場は高値警戒感が強まる中、利益確定売りに圧されて101ドル安と反落して引けてはいるが、市場は想定内の反動売りとの見方が優勢であり、反応自体は限定的になっている。ただ、米10年債利回りは一時2.523%と、昨年10月31日以来の水準まで低下するなど、日米金利差縮小を背景として、ドル円は102円台の上値の重さが意識されている。

一方、ユーロドルはECB追加緩和観測が根強い中、ユーロドル1.37割れの段階では一服した感があるが、依然として、ECB関係者からはマイナス金利導入の選択肢にあるとの発言が伝わるなど、戻りは限定的になっている。その中、ワイトマン独連銀総裁はユーロ圏にはややデフレのリスクがあり、必要となれば独連銀はECBの行動を支持する旨を述べていることもユーロの売り圧力に繋がっている。ただ、独連銀は量的緩和を含めたどの措置についても追従してはいないとも述べるなど、性急な追加緩和策には慎重論を示すなど、6月の理事会での追加緩和期待がやや先行している嫌いがあるのかもしれない。

他方、ECBの利下げ観測が強まる中、米利上げ観測もやや後退気味になっているが、市場はウクライナ情勢や中国経済への不透明感などが重なり、相場の難易度は一層高まっている。その中、自国通貨高で苦言を呈している韓国や中国、そして、アジアの中央銀行が自国通貨高を阻止するため、ユーロ買いに傾斜しているとの観測も浮上している。過度なユーロ安期待は自重せざるを得ない状況にある。

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情報提供:アセットクラス&WEBコンサルティングLLC
       情報教育チーム 鈴木郁雄
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