■だいまんの今日のウラ読み戦略■

2014年05月15日(木)08:30

【今日の一言】
 今夜も米長期金利の動向が注意。

【昨晩の海外】
 昨晩の海外市場は、軟調な株価や米長期金利の低下を受けて、円が堅調な推移となった。米4月生産者物価指数は、前年比で+2.1%と2012年3月以来の伸びとなったが、相場の反応は薄く、NYダウが100ドル安、米10年物国債利回りが2.523%まで低下したことが嫌気された。
 ドル円が101.72まで値を下げ、ユーロドルは、プラートECB理事が「ECBは複数の措置を組み合わせることができる」と述べたことが上値を抑え1.3727から1.3703まで値を下げたが、ワイトマン独連銀総裁が「独連銀は(量的緩和を含めた)どの措置についてもイエスと述べてはいない」と述べたことが下値を支えた。またポンドドルは、英国の就業者数が弱かったこと、英中銀の四半期インフレ報告において、利上げを急がない方針が示されたことから1.6875から1.6754まで値を下げた。
 クロス円では、ユーロ円が139.46、ポンド円が170.61、オージー円が95.48、NZD円が88.06、カナダ円が93.31、スイス円が114.33まで一時下落した。


【本日の材料】
07:30 (NZ) 4月企業景況感 (前回58.4)
08:00 (豪) エリスRBA金融安定局長講演
08:50 (日) 対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)
08:50 (日) 第1四半期GDP・一次速報 [前期比] (前回+0.2% 予想+1.0%)
08:50 (日) 第1四半期GDP・一次速報 [前期比年率] (前回+0.7% 予想+4.2%)
08:50 (日) 第1四半期GDPデフレーター・1次速報値 [前年比] (前回-0.3% 予想-0.1%)
08:50 (日) 3月第3次産業活動指数 (前回-1.0% 予想+2.3%)
11:00 (NZ) イングリッシュNZ財務相「予算公表」
12:45 (日) 5年債入札(2兆7000億円)
13:25 (日) 黒田日銀総裁、講演
14:30 (仏) 第1四半期GDP・速報値 [前年比] (前回+0.8%)
14:30 (仏) 第1四半期GDP・速報値 [前期比] (前回+0.3%)
15:00 (独) 第1四半期GDP・速報値 [前期比] (前回+0.4% 予想+0.7%)
15:00 (独) 第1四半期GDP・速報値 [前年比] (前回+1.4% 予想+2.2%)
16:00 (ユーロ圏) バルニエ欧州委員講演
17:00 (ユーロ圏) ECB月例報告
17:00 (伊) 第1四半期GDP・速報値 [前期比] (前回+0.1%)
17:00 (伊) 第1四半期GDP・速報値 [前年比] (前回-0.9%)
18:00 (ユーロ圏) 第1四半期GDP・速報値 [前期比] (前回+0.2% 予想+0.4%)
18:00 (ユーロ圏) 第1四半期GDP・速報値 [前年比] (前回+0.5% 予想+1.1%)
18:00 (ユーロ圏) 4月消費者物価指数(HICP)・確報値 [前年比] (前回+0.5% 予想+0.7%)
18:00 (ギリシャ) 第1四半期GDP・速報値 [前年比] (前回-2.3%)
21:30 (米) 5月ニューヨーク連銀製造業景気指数 (前回1.29 予想7.00)
21:30 (米) 4月消費者物価指数 [前月比] (前回+0.2% 予想+0.3%)
21:30 (米) 4月消費者物価指数 [コア:前月比] (前回+0.2% 予想+0.1%)
21:30 (米) 4月消費者物価指数 [前年比] (前回+1.5% 予想+2.0%)
21:30 (米) 4月消費者物価指数 [コア:前年比] (前回+1.7% 予想+1.7%)
21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数 (前回31.9万件)
21:30 (加) 3月製造業出荷 (前回+1.4% 予想±0.0%)
22:00 (米) 3月対米証券投資 [ネット長期フロー] (前回+857億USD)
22:00 (米) 3月対米証券投資 [ネットフロー合計] (前回+1677億USD)
22:15 (米) 4月鉱工業生産 [前月比] (前回+0.7% 予想0.0%)
22:15 (米) 4月設備稼働率 (前回79.2% 予想79.1%)
23:00 (米) 5月フィラデルフィア連銀景況指数 (前回16.6 予想12.5)
23:00 (米) 5月NAHB住宅市場指数 (前回47 予想48)
01:30 (加) シェンブリBOC副総裁講演


【注目ポイント&今日のウラ読み】
1)日本のGDP
1-3月期であり、影響は不透明で強弱感次第も、基本は弱い内容が出ると日銀の金融緩和期待が高まり、株高円売りとなるが、逆に強いなら、緩和期待が萎む形となる。

2)NZ予算公表
影響は不透明だが、良好な経済をフォローに予算拡大があれば好感されるも、世界的に財政は緊縮が基本であり、その場合一時的な失望感の可能性もある。

3)ユーロ圏GDPと消費者物価指数
強いECBの6月緩和期待がユーロ売り相場を支えているだけに、消費者物価は確報で、ぶれるか不透明も、良好な内容が出るとユーロ相場の巻き返しが強まる可能性に留意して対応したい。

4)米消費者物価指数とその他経済指標
昨日発表された米生産者物価指数は強い内容となるも、米長期金利は逆に低下。一部ECBの利下げ期待が相場支えたと説明されているが、これは可笑しい。あくまで米国債市場は、需給的な買いニーズが相場を支えており、更なる金利の低下が、金利差で動き易い円の買い要因となる可能性に注意して対応して頂きたい。また、住宅指標が弱く出ると金利低下要因となり易い。

5)アストロ
占星学的には、本日は満月。一般的為替市場では、この日はドル売りとなり易いと言われている。既に円高が若干進んでおり、動かない相場の中、大きく突っ込むとは見えないが、今一段の下げはありそう。早期には戻り売り戦略、買い方は、しっかりと押し目を確認して対応したい。