2009年01月07日

1/7 ファンダメンタルな為替見通し

昨日のドル円はユーロドルベースでのドル買いなどが
追い風となり海外タイムで上値を拡大、一時は94円半ば
まで上昇した。ただ上値も重く、NYタイムに入ると
値を崩し朝方の水準まで下落、小幅高で引けている。

本日の東京タイムでは93円を中心に上値の重い展開が
見込まれる。
軟調な欧州経済指標やECBによる次回以降の利下げ観測の
高まりなどを受けてユーロ売りドル買い圧力が上昇、
更にオバマ次期大統領による大規模な景気刺激策の作成
などを受けてドルが買われ易い流れとなっていたが、
昨日発表されたFOMC議事録において景気の下ブレリスク
があるなど、厳しい経済見通しが示されたことで
ドルの上値が抑えられる展開になっている。
特にポイントとなる95円を目前に控えてテクニカルな
売りも厚く控え、調整的な動きも出易くなっており、
本日は93円台を中心に上値の重い動きとなりそうだ。

今週は金曜日の米雇用統計を控えて事前予想の下ブレ
を見込む向きも出ており、また利下げ観測の高まる
BOEやECBの政策金利発表も控えて、その内容を
確認したいとする向きも多く、目先のポイントとなる
95円のトライは結果を見てからとなりそう。
しばらくは、各国の経済指標や金融政策の動向などに
注目が集まる展開が予想される。
新規のポジションメイクは短期を基本に慎重に行いたい。

本日は海外タイムで複数の指標発表が予定されているが、
中でも欧州の主要国となるドイツの失業率や、
米雇用統計と相関性が高いと言われるADP全国雇用統計
が注目されている。
ちなみにADP全国雇用者数では▲50万人弱の予想が大勢で、
大幅にマイナス幅が広がるようなら米雇用統計での
下ブレリスクの高まりからドル売りが加速する可能性も
あり、警戒しておきたい。


kamimurakazuhiro at 09:22 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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